『奥飛騨 蔵柱の里 原田米』というカタチ。

子供の頃は、川で遊び、泳ぎ、近くの山や野原で走り回り、自然を相手に遊んだ。その時感じた空気は今でもかすかに覚えている。

初めて飛騨高山市上宝町蔵柱を訪れた。
とても懐かしい、子供の頃に感じた空気を思い出した。
気がつくと、蔵柱の里山に心を許していった。

様々な人との出逢いもあった。
里山の人々は、とても人間味があった。
熊や猪、鹿、山菜、山の恵みも食べさせてもらった。
岩魚や鮎、川の恵みも頂いた。勿論、酒も美味かった。
ある夜、酔った私が、この地の米を自分のブランド米にして何キロか作りたい、そんなことできるのかな?とたずねると、
「良いよ~!」
「え?良いの?」
「良いよ、良いよ。」
思いもしなかった話が成立した。

そんなこんなで、今年、初めて原田米を育ててもらうことにした。

子供の頃、感じたあの空気が含まれた米を作りたい、食べたい。
『奥飛騨 蔵柱の里 原田米』がスタートします。


写真は、生産者の栃元さん。